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こどもがことばを話せるようになるにはことばに触れる必要があります。
「わかる」ことばがあってこそ「話せる」ことばが出てきます。
ことばの仕組みを例えるならば、氷山のようなものでしょうか。
表出として出てくることばは水面から出ている部分で、
口には出さないけど「わかる」ことばは水中にある部分に当たると思います。
氷山は海面に出ている部分は水中の氷の1/10程度でしかありません。
ことばもこの構造とよく似ており、表出として出てくる部分は一握り。
しかし、言わないけどわかっていることばはたくさんあります。
この「わかる」ことばをうまく育んでいくと、「話せる」ことばが育ちます。
「わかる」ことばが増えてくると、「もっとわかりたい」という意欲が
こども自身に芽生えます。
それは親御さんをはじめ、本人を取り巻く環境との繋がりの素晴らしさを
本人が体験している証拠だと私は思います。
このようなやり取りは、生後間もない新生児から始まっており、
これがコミュニケーションの基礎になっていくのです。
親御さんは、赤ちゃんが泣いたらオムツを替えたり、抱っこしたり、
ミルクをあげたりなど赤ちゃんが思っているであろう要求を満たそうと
様々な支援を行っていきます。
その行動が赤ちゃんの意図と合致しているのであれば泣きやむでしょうし、
違う行動であれば泣き続ける事だってあるでしょう。
この赤ちゃんと親御さんとのやり取りが、
後々の言語的コミュニケーションへ繋がるのです。
「こどもの心」を親御さんが「わかる」事は、ことばを育む原動力となり、
本人にフィードバックすることで、「もっとわかりたい」
「関わりあいたい」と他者に対する興味が出てきます。
この「わかる」ことばを増やしていくには、
親御さんが意図的な関わりを行うと、
やり取りの一つ一つがこどもに残りやすいインパクトを加えて、
「わかる」体験を重ねていくことができるようになります。
では、効率の良い「わかる」ことばの育み方を紹介しましょう。
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